双日建材は建設資材に関する商社で、さまざまな木材製品を提供しています。
ここでは、双日建材が手掛ける木造の非住宅建築物について、事例や特徴などを徹底調査しまとめました。非住宅の木造建築はまだ知見がある人が少ない、不足していると言われているので必見です。
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双日建材では、主に大型パネル工法を用いた木造建築物を提案しています。大型パネル工法は柱や梁などをパネルに組み込んだ工法で、木造軸組工法を工業化しているのが特徴。一般的な金物工法と同じように施工できるようになっています。羽柄パネルとは違って組み立ても簡単なため、コストダウンを実現できる可能性があります。
また、防水シートや断熱材なども一体化してあることから、スピーディに施工できるのもポイント。特別な工法や技術も不要で、職人の技術に頼らず建築物のクオリティを確保できるのが魅力です。
双日建材は自社で木材製品の販売も行っており、針葉樹塗装型枠用合板の「ドルフィンコート」やファルカタ合板を提供しています。
ドルフィンコートは国産材を使った合板で、JAS認証を取得している製品です。原材料の持続可能性に配慮し、森林認証を取得しているのがポイント。一方で塗装面の平滑性を高めたり、視認性の高い緑色の塗料を使ったりなど、施工面も考慮して製造されています。
一方のファルカタ合板は、インドネシアの東ジャワ州で植林・伐採されたファルカタを使用した製品です。ファルカタは早成木で、数年で伐採できるようになる特性があります。双日建材では、このファルカタを積極的に使用し、持続可能な森林の再生と生態系の維持に取り組んでいます。
双日建材は、グループのサプライチェーンCSR行動方針にもとづき、木材の調達方法にも細心の注意を払っています。違法に伐採された木材を一切使用しないのはもちろん、自然環境を毀損する伐採方法は使わず、環境に配慮した手法を取り入れるよう取り組んでいます。また、環境に配慮したサプライチェーンの構築も推進しており、透明性を高めるためにトレーサビリティを導入しています。
このほか、森林認証を専門に管理する専門の部署を設置するなど、環境に配慮した木材製品の製造・販売体制構築に努めています。
双日建材は建設資材を取り扱う商社ですが、建設業の許可も取得しています。そのため、木材製品だけでなく工事についても相談することが可能です。
また、同社では社員が直接現場を訪れ、工事の状況をチェックする体制を整えています。そして現場・納期でトラブルがあった場合は迅速に対応するなど、徹底した安全管理・危機管理を行っています。
双日建材は、自社で森林認証専門部署を設置するなど、サステナビリティに配慮しながら事業を展開している会社です。国産材を使った合板を始め、さまざまな製品を取り扱っています。建設工事も対応していますので、一度相談してみるのもおすすめです。
このサイトは、非住宅分野の木造建築に関して構造設計から委託できる会社をまとめたサイトです。TOPページでは、「大規模」「中規模」「環境配慮」といった造りたい建物別に、強みがある企業をまとめています。まだ知見のある人が少ない非住宅木造分野で深い知識を持った企業を厳選しているので、ぜひお役立てください。
保有している加工機 | 記載なし |
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使用可能なCAD/CAMソフト | 記載なし |
使用可能な木材 | 記載なし |
地域材(地域の木材)の 活用ができるか |
〇 |
会社名 | 双日建材株式会社 |
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本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル21F |
電話番号 | 03-6870-7800 |
公式HP | https://www.sojitz-bm.com/index.html |
非住宅木造建築において、構造設計から木材加工、調達、施工まで委託できる企業を紹介。造りたい建物ごとに強みがある企業をピックアップしているので、依頼に合わせて選択してください。
保育園・図書館
広さの異なる空間が混在する
中規模施設が得意
住宅用柱材に適したMIYAGAWA、大規模で特殊加工に適したHUNDEGGERやUNITEAM等の多彩な機械を保有。様々な広さ・空間へ適した機械を使い分けることで、設計や加工の自由度が広がります。木の特性をいかし意匠性が高く、愛される建築を実現します。
展示場・大規模ホール
大断面集成材を多く必要とする
大規模建築が得意
CLT木材の国内シェアNo.1(※1)を誇る供給力や、大断面集成材専用の工場を保有し量産体制を整えています。大規模建築物のような、多くの構造材が必要になる案件でも、納期を心配することなく安定して木材を確保することができます。
サステナブル施設・店舗
SDGsがテーマの
環境配慮建築が得意
サステナブル建築物等を推進し、先進的な技術を積極的に取り入れています。コンセプト立案から依頼でき、企業の環境配慮における取組姿勢や思いを設計やデザインなどに落とし込みます。企業イメージの向上や環境配慮の姿勢を対外的にアピールすることに繋がります。